今日から6月、気温もどんどん上がり夏が近づいていると感じます。
ATHERでも「暑いね~」「身体がだるい」といった声をよく聞くようになりました。
それと同時に「夏に向けて痩せたい」「暑いと麺ばかり食べてしまう」「夏場体重が落ちてしまう」などの
食事に関することも増えてきたように思います。
そこで栄養のバランスについて【栄養編】と【食事量編】の2回に分けて更新していこうと思います。
私たちは食品からエネルギーや栄養素を摂取して
生命を維持し、日々の活動をすることができています。
食事をすることで身体を作る材料を準備し、
運動をすることで材料を組み立て、身体をリフォームします。
ただ、この材料は何でもいいわけではありません。
同じものばかりあっても組み立てることは難しく、
材料が多すぎても少なすぎても思うようなものはできません。
「材料にはどんなものがあるの?」
5つの栄養素について紹介していきます!
⇩⇩⇩
ー炭水化物ー
炭水化物は糖質と食物繊維の総称のようなものです。
糖質は筋肉や脳など生きていくために必要なエネルギーをつくり出すもっとも利用しやすい材料です。
食物繊維は腸内環境を整えたり、他の栄養素の吸収を穏やかにしたりします。
食材:ごはん・パン類・麺類など
ーたんぱく質ー
【たんぱく質】=【筋肉】のイメージが強い方も多いでしょうか。
筋肉や皮膚、髪、爪などのさまざまな器官を作る材料になります。
身体は新陳代謝を繰り返してできています。
毎日の食事で材料を準備しておくことが大切です。
食材:肉類・魚介類・卵・牛乳・乳製品・大豆・大豆食品など
ー脂質ー
脂質は悪者に思われがちですが、細胞やホルモンの材料となります。
糖質やたんぱく質はエネルギー量が1gあたり4㎉なのに対し、脂質は9㎉あります。
そのため少量で多くのエネルギーを摂取しやすいです。
食材:オイル以外にもナッツ類や動物性の食品に多く含まれています。
ービタミンー
身体の調子を整える働きをします。
糖質・たんぱく質・脂質など他の栄養素を体内で利用する際にサポートしてくれる機能があります。しかし、長時間体に貯蔵できないものも多いため定期的に摂取する必要があります。
食材:色の濃い野菜や果物、たんぱく質を多く含む食材に多く含まれています。
ーミネラルー
身体の機能を調整する働きをします。
汗をかくことが多い方や運動による衝撃が激しい方など不足しやすい栄養素なので意識的に摂取したいです。
食材:海藻類や牛乳・乳製品、たんぱく質を多く含む食材に多く含まれています。
「これさえを食べていれば大丈夫!!」
なんてことはありません。
いろいろな食材を口にすることで消化・吸収・代謝をスムーズに行うことができます。
そのためにバランスのよい食事が大切になります。
給食でこんなメニューを口にしたことがあると思います。
・主食
・主菜
・副菜(2品)
・果物
・牛乳、乳製品
これらがそろうと栄養バランスが良くなります。
丼もの(主食+主菜)や肉入りポトフ(主菜+副菜)など1品の具材を増やして簡単にできる工夫をすると献立を立てやすくなりますよ!
「絶対すべてをそろえないと!」と思いすぎず、試してみてくださいね。
農林水産省HPより
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