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国体バドミントン中国ブロック大会&全日本大学対抗テニス王座決定試合中四国地区大会

蘓武です。
もう9月もあと3日です。
涼しくなったと思えば、昼間はまだ気温が高くてなかなか外に出る気になれません。。。
今年の夏は、出張の機会が多く、特に8月の月末は出張先から出張先へ移動して、1週間ほどATHERを留守にしておりました。
だいぶ期間が空きましたが、選手たちの頑張りを報告したいと思います。

最初はバドミントンです。

8月の23日〜25日まで島根県でバドミントンの国体中国ブロック大会が開催されました。

私は少年女子のトレーナーとして帯同してきました。

3名の選手が広島県代表で参加し、中国地区5県のうち2県のみ本国体出場と言う厳しい予選に挑みました。

結果は3位で惜しくも本国体出場は逃しましたが、普段とは違い、違う学校の選手同士で組んだダブルスで結果を残すなど、選手たちの意地を見た気がします。

3人の選手の内1名は普段私がトレーニングを見ている選手でしたが、全国でも名の知れている選手と互角に試合をする場面も多々ありました。まだまだ課題はたくさんありますが、今の時点で今回の大会のように戦えたことは本当に収穫だったと思いますし、大学生になってから課題をきちんと克服して欲しいなと思います。

私は選手たちのメンテナンスやテーピングが主な役割でしたが、バドミントン競技はいつ見ても本当にタフで、選手達はすごいなと、そして、アウェイでの試合がこんなに雰囲気を変えるものなのだと改めて感じました。

そして、25日にバドミントンの全試合を終えてからその足で松江から愛媛の伊予まで移動し、28日までの日程で広大テニス部の全日本大学対抗テニス王座決定試合中四国地区大会の帯同に向かいました。
色々あってホテルに到着したのは予定よりだいぶ遅れて10時過ぎ。。。それからミーティングに一緒に参加して、次の日試合のレギュラーメンバーのメンテナンス。全員終わったのは1時半くらいでした。選手の皆さん申し訳ない・・・

試合は1日1試合で、山口大学、岡山大学、松山大学と行われる予定でしたが、この期間は特別警戒警報が出るくらいの雨が降ったり止んだりしており、2日目は順延。3日目も試合が半分しか進まず。私は日程の関係で最後まで選手をサポートすることができませんでした。

そんな中で、なるべく選手がいい状態で試合に臨めるように最大限サポートはしたつもりですが、思うような試合結果が出なかったのが残念でなりません。

ただ、怪我のため試合を全てこなせるか心配していた選手が全試合出場できたり、初日上手くいかないことがあった選手が試合のない日の間にいつものトレーニングを一緒に行って感が戻ったり、少しは力になれたかなと思います。

そして、今大会でとても嬉しく思ったのは、男子のサポートをするために来ていた女子部員のみんなが、ケアやテーピングを覚えて少しでも男子のサポートをしようと奮闘してくれたことと、普段メンテナンスを受けたことの無い選手が多いので、普段と動きに違いが出て「ケアって大事ですね」と言ってくれた選手がたくさんいたことです。

女子の部員はマネージャー含めて5名ととても少ないですが、私がメンテナンスしている間ずっと横で勉強している人がいれば、試合中の選手の異常をいち早く察知してどうすればいいか私に聞きに来る人もいました。どこの大学よりも人数は少なかったですが、団結力は間違いなく1番だったと思います。

男子は10月の入れ替え戦に臨むことになりますが、今回の敗戦をバネにして、1部残留を決めて欲しいと思います。

また、女子は10月12〜14日に2部王座があるので、ここで優勝して1部に上がって欲しいと思います。

 

この1週間の間に、私も初めてなことがたくさんあったので、たくさん思いもよらないことが起こりました。

一番驚いたのは、バドミントンの中国ブロック予選の際にホテルの手違いで2日目部屋が移動になり、選手と一緒の部屋に泊まったことです(^^;)
選手はなんだかんだ楽しそうにしていたので良いですが、今後絶対ないねと選手とその時放送されていた世界バドミントンを一緒に観戦しながら笑っていました。

また、松江から伊予に移動する際は、車に乗ってすぐ睡魔に襲われて・・・道の駅を見つけるたびに1本。結局モ○スターを3本飲んでようやくたどり着きました。しかもその余韻からか、次の日からも1日2本は飲んでいて、選手に「蘓武さん致死量ですよ 笑」と言われる始末でした(^^;)
遠征にハプニングはつきものかも知れませんが、色々あり過ぎてあんまり1週間の出来事を詳細まで覚えていません(^^;)

 

今回の遠征で、トレーニング指導をしているだけではわからないことや、選手からの言葉だけじゃ実感できないことを身をもって体感することができました。もっと色々してあげられたこともあったかも知れないと考えればきりがないですが、私も今回の経験を踏まえて次に進んでいこうと思います。

 

選手の皆さん本当にお疲れ様でした。