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コンディショニングNo.5 『歩けば変わる』~1日1万歩 歩き過ぎ説?~

結論 

1日の内で20分程度の継続した早歩きを取り入れるのが良い

※個人的見解も含まれます

 

一度は耳にした事がある、「健康づくり=1日1万歩」

今回はその真相を読み解いていきます。

 

【1日1万歩の由来 万歩計?歩数計?】

万歩計 1965(昭和40)年に山佐時計計器(YAMASA)(株)によって発売された商品名

歩数計 歩数を測定するもの

 

「万歩計」というキャッチフレーズ

「8000歩計」というキャッチフレーズ

歩数に健康の根拠がないとしたら、どちらが商品として、広告として売れそうでしょうか?

 

実は、現在、この万歩計を開発したYAMASAが「1日8000歩」を提唱しているのです(笑)

 

 

ここから少し詳しく入ります。

 

時はさかのぼり・・・

1964年   東京五輪開催

      厚生省(現:厚生労働省)が1万歩推奨―明確な根拠なし

1965年   YAMASAが「万歩計」発売―明確な根拠なし

1965年~  世界で万歩計が広まる

2000年   厚生労働省「2001年~2100年まで健康に過ごすために運動しましょう!」

      という事で※「健康日本21」という指針の中で「1日1万歩」を出す。

      (根拠:アメリカの研究に基づき、日本流にアレンジ解釈)

      ・・・根拠が出されるも、 1日1万歩という歩数の情報が先走り、質×量(速度や時間など詳細)が広まらず。

      そして、世界でも日本でも1日1万歩が疑問視される。

2020年現在 8000歩+内容が健康ラインとされているも 未だに「1万歩=健康」説が残る

 

以上から

「1日1万歩」は根拠が浅いまま、覚えやすいキャッチフレーズが一般的に広まった。

後に、「1日1万歩」は根拠があるものとして、されるが、疑問視されていた。そして、大衆には曖昧な定義のまま広がる。

健康ラインは8000歩程度が良い場合が多いとされるも、昔の名残が強く、現在まで「1万歩=健康」が残る。

と考えられる。

 

まとめ

「1日約8000歩、うち約2000歩(約20分)は早歩きする事で一般的な健康状態を高める事ができる」

 

といった所かと思う。

 

今の自分を理解する!

自分で改善できる事を見つける!

できる事を取り入れる!

 

今後、様々な改善方法を配信していきます。

是非、チェックしてみて下さい!